原子力からイモ発電へ持続可能な転換は可能なのか

朝のニュースチェックでVoicyの「ながら日経」が日本経済新聞の「霧島酒造「サツマイモ発電」拡大 ニチレイ系と共同」という記事を紹介していました。

霧島酒造の黒霧島、愛飲しています(笑)。

JIJI.COMにはPR TIMESのリリースが掲載されていました。

霧島酒造では、2030年まで工場・事務所のCO2排出量を実質ゼロにする

「気候変動対策」と「自然環境保全」に取り組む

以上を『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE~さつまいもを、エネルギーに。~』というビジョンにまとめ、具体施策を策定

すでに霧島酒造では、2006年から製造過程で排出されるさつまいも副産物をバイオガスとしてリサイクルする施設を設置

2014年には、バイオガスによる発電事業「サツマイモ発電」を開始

2021年に環境ビジョン『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE ~さつまいもを、エネルギーに。~』を発表

この流れを受けて、2030年度までのアクションプラン『霧島環境アクション2030』を策定したということになります。

<気候変動対策に向けた主な取り組み>
1.都城市内の焼酎メーカー2社から焼酎粕を受け入れ(2022年4月1日~)
 2022年4月1日より、都城市内にある焼酎メーカー2社(柳田酒造合名会社、大浦酒造株式会社)の焼酎粕の受け入れを開始。発生するバイオガスを有効利用しています。
2.本社エリアのバイオガス利用拡大(2022年8月24日~)
 本社エリアにある焼酎粕リサイクルプラントで生成したバイオガスの利用先は、これまで一部の工場のみに限られていましたが、これまでバイオガスを利用できていなかった工場にもバイオガスボイラを設置したことで、生成されたバイオガスの利用先が拡大しました。
3.焼酎製造副産物の有効利用活動において株式会社ニチレイロジグループ本社と協働運用開始(2022年9月27日~)
 霧島酒造株式会社と、株式会社ニチレイロジグループ本社は、持続可能な循環型社会の形成を目的とし、霧島酒造が注力する焼酎製造副産物のリサイクル活動の一部において、このたび協働運用を開始しました。
 ニチレイロジグループは、南九州地区を中心に、霧島酒造が製造する焼酎の原料であるさつまいもの保管や流通加工業務を受託しています。今回の取り組みは、流通加工業務の過程で発生する芋くずを、霧島酒造のリサイクルプラントに搬入してバイオガスを生成し、有効利用するものです。霧島酒造が注力する焼酎製造副産物のリサイクル活動に物流受託企業として初めて参画し、両社の協働運用が実現しました。
 自社のみならず、商品のライフサイクルに関わる関係会社様とも協力することで、さらなる環境負荷低減を目指します。
4. 志比田エリアのバイオガス自社供給量の増加
 本社エリアのバイオガスの有効利用に続き、志比田エリアの工場にも、新たにバイオガスボイラを増設することで、バイオガスの自社供給量を増加させ、バイオガスのさらなる有効利用を実現します。
<自然環境保全に向けた主な取り組み>
1.森林保全活動による森林の多面的機能の維持を推進
 都城市内に霧島酒造が所有している森林の活用に加え、地域の森林保全活動の活性化を支援することでCO2吸収量を創出するとともに、生態系の保全など、森林の多面的機能の維持を推進します。
2.BRING UNIFORM™への参画による作業着リサイクル活動
 現場で着用できなくなった作業着を回収し、新しい服の原料や地球の資源などに生まれ変わるリサイクルプロジェクト(BRING UNIFORM™)に参加しています。 これらの取り組みの他、今後、以下施策も実施を検討してまいります。
<今後、実施を目指す取り組み>
・サツマイモ発電の電力利用先の拡大
・「人にも地球にもやさしい」パッケージの実現
・蒸留時に発生する温排水の有効利用による熱利用向上
・自社施設や地元企業からの食品廃棄物受け入れ
・サツマイモ発電以外の再生可能エネルギーの導入

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000053434.html

これからますます、黒霧島を飲んでこのアクションプランの実現を応援しなければ、と思っております。。。

投稿者: tori_ichi