日本の食品廃棄によるCO2発生量は世界で3番目という話

日本でも「飽食」と言われて久しいですね。

近年もスーパーの恵方巻きやらクリスマスケーキやらが
話題になっていました。

この記事は、食品ロスの削減に取り組んでいる
日本サステイナブル・レストラン協会所属の
冨塚由希乃さんへのインタビューで構成されています。

2010年にイギリスで設立されたのが
サステイナブル・レストラン協会。

レストランにサスティナブルな取り組みを
取り入れてもらい推進するのが目的の団体。

日本支部は2018年発足で、会員のレストランの調査、
評価を行なっているそうです。

協会認定のレストランには格付けステッカーが
貼られているそうですが、う〜ん、記憶にないなぁ……。

と、記事でもこうした活動が浸透していないとの
指摘はされているのですが、客向けはオマケというか、
やはり提供側の姿勢を正すことに重点を置いている
ことがうかがえます。

最近ではレストラン版CSRにもなっているとのこと、
持続可能なレストランのためにも注目が集まりそうです。

ミシュランにも「グリーンスター」という評価制度が
あるそうですが、格付けされた店をサスティナブル的に
評価するのと違って、草の根的なところがポイント
高いんじゃないでしょうか。

飲食業界では需要が優先、食品ロスはあるぐらいが
売上のロスがない証拠になるわけなので、
サステイナブル・レストラン協会の取り組みは
難しいというのが正直なところ。

経営者はその板挟みに悩み、従業員は
もったいないと思っていても言い出しにくい
のが実情かもしれません。

そうした風潮を変えていくにも、
声を上げて「別の結果」を示す人が
出てくるのが重要なのだと思います。

投稿者: tori_ichi