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だからと言って、菜食主義になろうとは思っていません。
日本でもヴィーガンが話題になっているようですが、そのヴィーガンの勧誘キャンペーンみたいなものが1月にある、ということがニュースになっていました。
どうやら、ヴィーガン・ブームの“火付け役”としてヴィガニュアリィが注目されているようです。
アメリカの状況はこちら。
「健康のため」「動物愛護のため」「環境保護のため」と、動機付け別に3つのタイプが存在しているのですね。
「健康のため」だけが自分のためなので、それ以外は社会問題化しやすいのがヴィーガンの特徴でもあったりします。
イギリスの状況はこちら。
ここで紹介されているのが、2014年にローンチされたコミュニティ・サイト「Veganuary」。
年初、1月だけでもいいから、まずは試しにヴィーガンになってみませんか、というキャンペーンを始め、それがブームの火付け役となった、ということのようです。
このサイト、登録者の半分はイギリス在住、35%がアメリカ在住だそうです。日本のヴィーガン割合は人口の1%ぐらいだと言いますから、日本でのブームはまだまだこれから、というところなのかもしれません。
そして、注目すべきは、1月のお試し期間が終わってもヴィーガンを続けている人が60%もいること。
登録者は178カ国から50万人以上といいますから、なかなかの勢力になるかもしれません。
もともと早くからインドなどでは菜食主義用の食材が一般的だったりというのは耳にしていましたが(ギーに植物原料と動物原料があるなど)、欧米に普及していくのがインド料理というものではなく、ヴィーガンというイデオロギーだったというところが、今回のブームではミソなのかと思います。
日本でもヴィーガンの人たちが、小学校前や渋谷のファストフード店前で抗議活動をしたことがニュースとして取り上げられていました。いずれも“お騒がせ系”という扱いで、賛否の論調が平行線をたどっていたことが記憶にあります。
食べ物は個人的な嗜好であることを考えると、自由が尊重されるべきなのかと思います。
主張の手段として食べ物を使うのには、あまり賛同できない、というのが正直なところ。
それにたぶん、ヴィーガンにこだわって食生活を組み立てるとすると、ものすごくエネルギーを料理や食事に使わなければならず、そのこと自体が持続可能ではないと思うのです。
「命をいただく」という意識を育てることを含めて、あまり食事を政治的な問題にしたくないなぁというのが、このニュースの感想です。