手前味噌の仕込みは4年目になります。
最初は味噌造りのワークショップに参加
したのがきっかけ。
意外に神経質にならずに作れることを知り、
キットを取り寄せて作り続けることにしました。
それまでは500gパックの市販品で
自分の好みに合う味噌を探し歩いて
いたのですが、満足いかなくて、
これはもう自分で作るしかない、と。
3年前から取り寄せているのが、
横浜市内の麹のお店で売っているパック。
すでに大豆も煮潰してあるので、
塩麹と混ぜ合わせて詰めて放っておくだけ。
昨年からは樽を買って、4kgを仕込んでいます。
4kgで2人世帯だとだいたい1年は
ほぼ毎日味噌汁を作っていても
大丈夫。
昨年の仕込みのようすから。
米麹の味噌です。
作業は届いた煮豆と塩麹（すでに「切って」あります）を
グリグリと混ぜるだけ。
樽に詰めて空気を抜き、ラップをかぶせてできあがり。
マンションで「冷暗所」を探すのはなかなか
難しいのですが、直射日光が当たらないところ
であればそれほど神経質にならずとも
味噌はちゃんと育ってくれます。
というのも経験談。
今年は米麹と小麦麹のブレンドを
選んでみました。
昨年の麹に比べると茶色いですね。
この簡単味噌仕込みで唯一苦労するのが、
ちゃんと混ぜるという作業をまっとうすること。
そのためには、混ぜ合わせてボロボロと
周囲にこぼさないような環境を作るのが
大切になります。
今年は樽をもうひとつ買い足して、
家にあった大きめのボールとに分けて
煮豆に麹を混ぜ込んでいきました。
このボールは実家で父親が商売用の
サラダなどを作るときに使っていたもの。
50年物、ということになるかな(笑)。
30分ぐらいで仕込みは完了。
あとは、「美味しくなぁれ〜」と祈って、
段ボールに入れて冷蔵庫脇の暗い場所へ
置いておくだけです。
味噌は表面にカビが生えても
その部分だけを削いでしまえば
ほぼ問題ないとのこと。
ウチの味噌は幸いに黴びることなく、
多少は白っぽいものがある部分も
そのまま気にせず使っています。
味に問題はなく、むしろ自家製の
いい風味の味噌を、毎日の味噌汁で
楽しむことができています。
あと、『安倍ごはん』にレシピがある
「甘味噌」を作っておくと、いろいろな
料理に使えるので便利。
そのままキュウリや豆腐に付けて
食べても美味しいんです。
かんたんで超美味しい味噌キットがある
小泉麹屋のサイトはこちら。
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