夕方に原稿の下書きが仕上がったので、
ゲラ刷りを持って自転車で根岸のカフェ・ハンズまで
行くことにしました。
きょうのチョイスは……
エチオピア シダモ イルガチェG1という豆だそうです。
エチオピアのアビニシア高原シダモ地方北部2000m級の高地にある高品質で知られる「イルガチェフ地区」。
その中でも最上級グレードのG1(グレード1)。
「エチオピア(モカ)」のコーヒーの多くは、“ナチュラル”または“アンウォッシュド(非水洗)”と呼ばれる天日で乾燥する精製方法で生産されますが、「エチオピシダモイルガチェフ」は水を使う“ウォッシュド(水洗)”という、精製方法を採用しています。
高床式(通称、アフリカンベッド)といわれる乾燥棚で天日乾燥した後、電子選別機で欠点豆を除去したうえ、さらに人の目と手で欠点豆の混入をチェックする徹底した品質管理もこの豆の評価を高めています。
豆の持ち味を引き出すため、当店では深煎よりの中深煎で仕上げています。
その風味は繊細で柑橘系フルーツを思わせる香味があります。ぜひご賞味いただきたい逸品です。
期間限定ですが、このような希少な豆をお値打ちな値段
(460円/1杯)で楽しませてもらえるので、
気晴らしに行くというよりは、
心地よい刺激を受けに行くというほうが正しいカフェなのです。
メニューにアップルパイがあったので「これも!」と
注文したのですが、残念ながら売り切れ。
代わりにとたのんだのはアマレッティ。
イタリアの固めのビスケットですね。
これもまた美味しいんです。
マスターに聞いたら、アップルパイは好評なので
少し期間を延長して出しますよ、とのこと。
また近々、寄らなくては。