個人的に純米酒を応援している。
そんな関係で、ときどき料理を囲みながら純米酒を楽しもうというイヴェントのお誘いがあったりする。
今回は、吉原で古くから営業している馬肉料理店をお借りして、蔵元も参加するウマと純米酒のマリアージュを楽しもうという酒肴ならぬ趣向。
これじゃあ、ウマくないわけがない(笑)。
日比谷線三ノ輪駅からしばらく南下すると、趣のある建物が見えてきた。
急な階段を上がって2階の座敷に陣取って、開会を待つ。
まず出てきたのは、馬刺。
赤身好きにはうれしいな。
ユッケと肉寿司。もちろん馬肉。こりゃあウマい。
料理に合わせて数蔵の純米酒が燗で運ばれてくる。
仕込み水をいただきながらだと酔い口がいいからと、こちらもガブガブ。仕込み水まで温かくしてくれている心遣いがうれしいな。
メインディッシュ登場。
桜鍋は、浅い鉄鍋に割り下を張って脂身を煮るところから始まる。
左が煮えた鍋。
赤身肉はさっと火の通ったところでいただくのがベスト。
最初の皿には半分の肉が盛られ、残りは味噌だれとともに時間差で登場するという細やかな気遣い。
あとの肉はしゃぶしゃぶして食べるのだ。
うーん、こりゃあたまらん!
鍋の残りで雑炊。
言うことなしだー。
いやー、東京でこんなにウマい馬肉が食べられるなんて…。
灯台下暗しったあこのこったねー。
前を見れば吉原の見返り柳。
隣は有名な土手の天丼屋だったんだね。気づかなかったわ。
お開きで三ノ輪駅へ戻る途中、明日のジョーに遭遇。「飲むんだ、ジョー…」というおやっさんの声が聞こえ、有志で上野下車が決まる。
で、真っ白な灰になっちまったぜ…。
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