東日本大震災のあと、非常食として缶入りのパンと水を常備するようにしました。
缶入りのパンの賞味期限が切れる前に買い換えるのをきっかけに、次に買う非常食を改めて考えてみることにしました。
というのは、パンだと口のなかが乾いてしまって、食べやすくないんじゃないかと思ったから。
そこでネット検索して調べてみると、レトルトのおかゆがいいという意見が多数。
試してみることにしました。
買ってみたのは、キューピーとセブンプレミアムの白かゆ。
このタイプではほかに味の素もありますが、ウチは無化調主義なので却下。
キューピーは83kcal。
セブンプレミアムは98kcal。
どちらも250gなので、セブンプレミアムのほうがカロリーがなぜか高いのですが、その理由はたぶん、開けるとわかります。
肝心の賞味期限は、どちらも1年はあるので、非常食としては十分役に立つでしょう。
キューピーをお椀に開けてみます。
レトルトなので、そのまま湯せんするか、器に入れてレンジでチンする調理法を推奨していますが、非常時は電気とガスが使えないかもしれないので、そのまま食べてみます。
どちらもそのままでも食べられるようです。
キューピーは水分が多いですねー。
セブンプレミアムはお米感がありました。
キューピーの米と水の割合と、セブンプレミアムの米と水の割合の違いが、カロリーに表われていたわけですね。
お味はキューピーのほうが水気が多いので食べやすく感じますが、後味に米の甘味を感じるセブンプレミアムも捨てがたいです。
非常食と考えると、カロリーは高いほうがいいのかもしれません。
さすがに白かゆだけでは食べきるのが難しいので、これまた保存食になる海苔の佃煮とねぎ味噌の瓶詰めを買っておきました。
このセットなら、3日分あってもいいかな。
非常食としては合格、とはいえ、なんとなく物足りないので、缶詰めのパンも食べてしまいました。
なるほど、甘味のあるものも必要かもしれませんね、飽きずに何日かをしのぐためには。
一般に、救援物資が届くまでに3日ぐらいの空白期間があると言われています。
人口密度の高い都心部ではさらに物資不足が長引くかもしれません。
それに備えて、水とおかゆ、缶詰めのパンを少々蓄えておこうかというのが、ウチの防災対策になりそうです。
賞味期間を考えると、9月と3月におかゆの日を作って、先口をいただいて新しいのを買い足すというサイクルにしたいと思います。