コロナ禍で「宅配」需要が急騰?
コロナ禍で各産業が大打撃を受けるなか、好調が伝えられているジャンルがあります。
そのひとつが「宅配」。
外出自粛によって需要が高まり、運送をはじめとした「自宅に取り寄せる」というジャンルが繁盛するというのは想定内だったりするんじゃないでしょうか。
そこで問題になるのが、「質」ですよね?
宅配の運送面でも、接触を避ける必要が出てきたことから、対面での受け渡しから「置き配」や「宅配ボックス」が広まりました。
その一方で、「置き配」での盗難や汚れ・壊れ、「宅配ボックス」の入れ間違いや暗証番号間違いといったトラブルも増えたようです。
緊急事態宣言発出などで、外食が大幅に制限されたことにより、家で料理という需要も高まりました。
「宅配」という面では、デリバリーのニーズが急騰するとともに、「家で料理」という意識も高まりましたね。
そのニーズに対応するように、ミール・キットの「宅配」にも注目が集まり、ウチでもそれ以前より使用頻度が高まりました。
ウチではオイシックスを利用することが多かったのですが、量やメニューに満足できないことがあったりして、基本的に2週間に1度のサイクルでの注文をキャンセルすることも多かった、というのがコロナ前の状況でした。
で、コロナ禍のなかで「おうちごはん」のニーズが高まった当家でも、この状況を乗り越えるためにミール・キットを活用したいと考えたわけですが、これまでのオイシックス頼みを「考え直したほうがいいかなぁ」と、ぼんやり考え始めていたのが2020年のことでした。
「おうちコープ」ってなに?
それまでも、「おうちコープ」の存在は知っていました。
ウチのマンションでも「生協の宅配」に加入している世帯があり、同じフロアに定期的に食材の入った小型ケースが玄関ドア前に積まれている光景を見慣れていました。
それと同時にチラシもポスティングされ、それを見るたびに「なにか頼んでみようかな……」と思っては、そのままになっていたのでした。
コロナ禍がなかなか収まらない、それどころか第5波という大きなヤツが来襲するとなって、いよいよ「宅配」をちゃんと見直さないといけないと思ったのがこの秋のこと。
ようやく「おうちコープ」の事案と正面から向き合う決意を固めることになっ火というわけです。
そもそも「おうちコープ」とは、「毎週決まった曜日に、配達担当者が」「普段使いの食品から雑貨など約3,000品目」から選んだ品物を届けてくれる、というサービスです。
注文すると、その翌週に玄関先まで選んだ品物が届くのです。
ミール・キットを試してみた!
オイシックスだけでなく、ネットスーパーも利用していたこともあって、食品や雑貨を届けてもらうことに抵抗はぜんせんありませんでした。
いや、むしろ翌週までのタイムラグがあることに抵抗があって、翌日の指定時間に届けてくれるネットスーパーのサービスのほうがいいなと思っていたのが正直なところ。
でも、ネットスーパーでは品揃えがもの足りなかいというのがいちばんのネックでもありました。
特に食品に関しては、ストックを目的としたものはまあまあという印象でしたが、家ごはんのメニューを複数日にわたって考えるための食材を調達するチャネルとしては、あまり適していないというのがネットスーパーに対する評価であったりしました。
ネットスーパーって、コンビニがちょっと大きくなって配達してくれるようなイメージなんですよね……。
なので、それを補ってくれるサービスとして期待したのが、「おうちコープ」だったりしたのです。
その期待をどれだけ満たしてくれるのかは、とりあえず定期配達の申し込みをしてみればいいわけなんですが、ミール・キットや温めるだけの惣菜がどのぐらいの「質」なのかを確かめたいという気持ちもあって、それがなかなか申し込みのポチをさせなかったりもしていたのです。
でもやっぱり、選択肢は増やしたい!
ということで、たのんでみました。
届いたのは……
こんなパッケージで届きました。
中身は……
こんな感じ。冷凍なので、日持ちします。それ、ストック食材にとってすごく大事ですよね。
ただ、冷凍だと味がイマイチ、というのがこれまでの経験からの印象。
なので、やっばり食べてみなくてはわからないのです。
鶏つくねとごろごろ野菜の甘口醤油炒めキットを作ってみた!
まず、ミール・キットの「鶏つくねとごろごろ野菜の甘口醤油炒めキット」を作ってみることにしました。
406グラム、本体税込646円。
お〜、ごろごろしてますね(笑)
なかは材料ごとに小分けになっています。右の黒い袋は甘口醤油のタレですね。
意外にシンプル。シンプルということは、調理が簡単ということです。
まずは鶏つくねを解凍してフライパンへ。
野菜を投入。彩りいいですね〜。
一切、包丁を使っておりません。
甘口醤油を入れて混ぜ混ぜ。焦げ付かないようにするぐらいがコツといえばコツでしょうか。
あっという間にできあがり。付属のレシピには「解凍後、約10分」とありましたが、いろいろ見ながら慎重に進めても15分というところかな。
この日の晩ごはんはこんな感じ。カミさんと2人の食卓です。
冷凍チャーハンと冷凍の空豆でなかなか整った食卓になってくれたと思います。
骨取りさばのみぞれ煮を足してみた!
もうひとつたのんでみたのは、「骨取りさばのみぞれ煮」です。
こんなパッケージで、冷凍です。なかに、2切のサバの切り身が3袋、入っています。
1切はそれほど大きくないので、これをメインのおかずにするのはちょっともの足りないと思います。
ということで、我が家では昼ごはんの一品に加えることにしました。
これだと常備菜などのほかに、メイン的な存在になってくれるんじゃないでしょうか。
みぞれ煮の味付けはちょうどよくて、米にマッチしますね〜。
まとめの感想
結果を申し上げれば、「おうちコープ」の「質」は、冷凍にもかかわらず満足できるものでした。というか、フツーに美味しいです。
ちょっと残念だったのが、解凍に時間がかかる点。
レシピには、前の晩に冷蔵庫に移しておくか、流水で時間をかけてとありましたが、忙しい中で手軽にミール・キットを利用したい場合に、思いついたタイミングでサッと作れないと、ちょっとイラッとしちゃいますよね。
それぐらいかな。
多少、凍っていても、レンジで温めちゃうなり、フライパンに放り込むなりしてしまえば、まあまあ対応できちゃうことではありますが。
サバなんかは、あまり温めないで、冷たいまま熱いご飯と一緒にいただけば大丈夫。っていうか、お魚が苦手な人なら温めない方がクセが出なくて食べやすいんじゃ無いかと思います。私はサバ好きなので、どちらもオーケーです(笑)。
同封の注文書がこれ。
すごいメニュー数ですね。
こんなのあると、迷っちゃうなぁ。でも、数日間のメニューを組み立てるには、こういう品揃えの努力って、すごく助かりますよね。私、同じメニューが続くのって耐えられない性格なので。
こんな情報紙も付いてくるみたいです。読み応え十分。
食材の背景をちゃっと知ることができるって、安心できますよね。もちろん、商品についての説明がしっかりされているというのも大切です。
ということで、これはウチのミール・キットの選択肢に加えたいと思った次第でした。ごちそうさま。
「おうちコープ」をご検討の方は、こちらから→https://www.ouchi.coop/