熱中症より怖い血栓を予防する納豆パワー

 

猛暑で怖いのは熱中症ですが、脱水症状によって引き起こされるもっと深刻な病状があります。

それが血栓。

 

3895700959_1a1cf3af6f_m photo by Ed Yourdon

 

これを防いでくれる食材があるという「猛暑が続く夏こそ「恐るべき納豆パワー」を!突然死も招く血栓症予防の新効果が判明」という記事。

 

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猛暑が続く夏こそ「恐るべき納豆パワー」を!突然死も招く血栓症予防の新効果が判明 | ビジネスジャーナル
猛暑が続く夏こそ「恐るべき納豆パワー」を!突然死も招く血栓症予防の新効果が判明 …

すでに納豆に含まれるナットウキナーゼが血液をさらさらにする効能があるということは知られていますが、研究ではさらにバチロペプチダーゼFという酵素にもサラサラ効果があって、血栓をできにくくしてくれるというのです。

 

納豆菌が産生する酵素のひとつに「バチロペプチダーゼF」がある。
突然死や事故死に詳しい、法医学を専門とする滋賀医科大学の一杉正仁教授は、「私たちのグループは、このバチロペプチダーゼFに注目し、さまざまな研究を行いました。この物質には従来のナットウキナーゼと異なり、血栓を溶かすだけでなく、血液を固まりにくくする作用があります」と説明する。
研究ではまず、人工的に作った血栓にバチロペプチダーゼFを加えると、血栓が溶けていくことを確認。次に、採血したばかりの血液にこの物質を加えたところ、血液が固まりにくくなること、そして、血液の粘性が低下することが判明した。つまり血液が流れやすくなるのだ。そこで、この物質を動物の腸内に投与したところ、動物の血液が固まりにくくなることがわかった。血栓ができにくくなることが、動物実験でも証明されたのだ。
実際に、何人かにこの物質を摂ってもらい、さまざまな症状や検査項目の変化を調べると、血栓が溶けやすい状態になることや、肩凝りが改善されることが証明されたという。
「納豆の恐るべきパワーについては、まだ全容が解明されたわけではありません。日々の健康にどのような有用性があるのか、今後も新たな発見が望まれます。糖尿病や脂質異常症、肥満などの生活習慣病をお持ちの方は、放置すると突然死につながります。手軽な予防対策として納豆を摂取することをお薦めします」(一杉教授)。

 

熱中症と血栓を同時に予防するには、経口納豆液のようなものを売り出してもらいのがいいのかもしれませんね。うーん、あんまり味を想像したくないですが(笑)。

 

 

投稿者: tori_ichi