結婚記念日だったのだけれど、だらだらと仕事をしていたら日が暮れてしまった。
洒落たレストランとかホテルのラウンジなんぞに予約を入れておくような趣味はないので、「どこ行く〜？」と思案。
せっかくなら、行ったことのない店がいいよねとあれこれ候補を挙げていたら、横浜で3軒しか残っていないと言われる市民酒場のひとつに行ってみようと決定。
京浜東北線に乗って北へ向かい、新子安で下車して、京急の踏切を渡ると…。
やってきましたよ、諸星。
入店すると独特の対面式の長いカウンターに圧倒されるけれど、愛想のいい店員さんの声に促されて無事に着席。
ウーロンハイと生ビールで「30回目の結婚記念日、おめでとー！」
あたためた豆腐。
たしかに湯豆腐ではなく、でも温かいのだ。鰹節が効いていて、いいおつまみ。
居酒屋のバロメーター、ハムカツはたのまずにはいられない。
やや厚、といったところかな。
ボンレス系の柔らかいハムが使用されている。
お酒のお代わり、なににしようかな。
焼酎わりは金宮を使っているようだ。
金宮のお湯わりに梅干しを入れてもらった。
立派な梅で、このあと2杯分のお湯わりの味付けを担ってくれた。
とんみの。
いわゆる酢もつなんだけど、甘酢の塩梅が絶妙。
ぎんなん揚げ。秋ですねえ。
貫禄のあるのれんの前で記念写真。
結婚式の日もベロベロに酔ってたけど、30年経ってもベロベロできるとは幸せなり。
