信州・屋代でひょんなことからジャズ喫茶「風雅」の手作り水餃子をいただいてしまった。
顛末は…
知り合いに誘われて、信州のジャズの重鎮と言われている唐澤淑郎さんを訪ねることになり、新幹線に乗って上田から屋代へ。
ご挨拶をしてから店を出て、お昼を食べようと近くの稲荷山温泉の施設に行ってみると、本日は食堂の営業が夕方からだという。
仕方なくコンビニにでも行こうかと相談していると、唐澤さんが営業しているジャズ喫茶「風雅」にケーキ・セットがあったことを思い出し、もしかしたらトーストぐらいはあるんじゃないか、いやいや喫茶店ならナポリタンとかもあるかもしれないと、来た道を戻った。
再び店に入って「実は…」と事情を説明したら、だったらちょっと待っていてとママさん。
「水餃子の残りがあるんだけど、それでいいかしら」
この店では月に1回ほどライヴを開催していて、昨日がその日だったのだが、出演者の賄いとして作っていたものが残っていたというのだ。せっかくなのでご馳走になり、食後のコーヒーとともに再びジャズ談義に花を咲かせた。
風雅で優雅な午後。