年末の大祓の後は腰越まで足を伸ばして生しらすの食べ納め

ここ数年、年末の恒例行事にしている鶴岡八幡の大祓。

12月に入ると年末進行とやらで、私のような零細でもスケジュールが厳しくなるなかに出掛けるのはなかなかたいへんなんだけど、気分も新たに新年を迎えたいと、なんとか時間を作っている。

大祓というのは…

私たちが日々生活をしている中には、知らず知らず人を傷つけてしまったり、罪や過ちを犯してしまうことがあります。「大祓」は、これら心身の罪穢(つみけがれ)を祓い清め、人として清浄で正直な心に立ち返り、明るく穏やかな世の中になるよう祈る行事です。
この行事は古くから全国の神社で行われ、どなたでも参加することが出来ます。
当宮では6月30日と12月31日に大祓式を行っています。参列される方は神職と共に「大祓詞」を唱え、麻と紙を小さく切った切麻を身にまいて、半年間の罪穢を祓います。参列出来ない方は形代(かたしろ)、撫物(なでもの)、人形(ひとがた)などと呼ばれる人の形に切り抜いた紙に、氏名、年令を書き、息を吹きかけ身体を撫でたものを、大祓式当日までに当宮へお届け下さい。ご一緒にお祓い致します。
6月の大祓には「茅の輪くぐり」が行われますが、これは「備後風土記」逸文の蘇民将来の故事から起こったものと言われています。

引用:鶴岡八幡宮ホームページ

大晦日の大祓式で一緒にお祓いをしてもらうために、境内に設置してある形代に名前を書いて、ひととおり儀式を済ませて納める。

これで本日の目的は達成したわけだけれどせっかく時間を捻出して鎌倉まで出掛けてきたのだからと、立ち寄りたい場所があった。

鎌倉から江ノ電で20分ほど。昼前の太陽が海面に反射する車窓を満喫しながら(富士山も見えた!)、腰越に到着。めざすは池田丸という船宿がやっている食堂。

ここで今年食べ納めとなる生しらすを味わいたかったのだよ。

しらすの漁は例年3月中旬から12月いっぱい。冬は禁漁になるので、しばしお目にかかれないのです。

ということで、冬になって脂ののった生しらすに舌鼓。

こちらは本日の刺身定食。

サワラ、ハガツオ、ヒラメ、イナダというラインナップ。これが目の前の沖合いでとれるんですねえ。

アカヤガラの天ぷらは、上品な白身ながらほんのり甘みが後味に残って、淡白だけではない複雑な味わい。鮮度が悪いときっとクセが出て食べにくくなる魚なんだろな。

焼き物はカマスにした。これがまた新鮮で身がとろける(笑)。

本日のメニューはこんな感じ。

いろいろ食べてみたいから選ぶのに苦労するんですわ。

目の前が腰越漁港というロケーション。掘建小屋という風情が気に入っている。週末は行列になる人気店で、稲村ヶ崎にも支店を出したほどだけど、私はこちらへ通ってます。

 

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投稿者: tori_ichi