糖質のなんたるかもしらずに制限をしてもダイエットにはならなかったという件

 

「あなたの糖質制限はここが間違っていた 」という記事。

 

47015480_2ecc267e55_m photo by F. Tronchin

 

記事へのリンクはこちらから……

 

あなたの糖質制限はここが間違っていた  :日本経済新聞
一大ブームを巻き起こした糖質オフダイエット。チャレンジしたことのある人も多いだろう。しかし、「確かにやせた。でも、リバウンドした」という人もまた多いのではないだろうか。実は、糖質オフダイエットの極意は、完全オフではなく“ちょいオフ”なのだ。ハードな糖質制限に挫折した人こそ必読! 地味ながらも効果的な糖質オフ術をご紹介しよう。 …

 

 

 これまで肥満の原因といえば、脂質やカロリーの取りすぎだといわれてきた。油抜きダイエットやカロリー制限ダイエットを試したことがある人も多いだろう。しかし、この理論に基づくと、糖質さえ制限すれば、たんぱく質や脂質はいくらとっても太らないということになる。お腹いっぱい食べられて、難しいカロリー計算の必要がなく、お酒も糖質を含まない蒸留酒ならOK。しかも、減量効果が現れるのが早いというのだから、飛びついた人も多いだろう。

しかし、「思ったほどやせなかった」「やせたけれど長続きしなかった」という声が多いのも事実だ。

 

糖質ダイエットは理にかなっているにもかかわらず、結果が出ないという事例が多発しているため、効果なしという論調も目立ってきた昨今。

 

 消化器内科が専門で内臓脂肪に詳しい栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅氏は、糖質制限をしたのに思ったほどやせなかったという人に多いのが、「糖質を制限しているつもり」というパターンだと言う。「最近、野菜不足を気にしてジュースを飲んでいる人が多いですが、市販の野菜ジュースは果物が含まれているものが多く、この習慣が減量のじゃまをしている場合があります」(栗原氏)。

食品に含まれる糖質は、その結合数によって単糖類、少糖類、多糖類に分類される(前ページの図1)。結合数が少ないものほど吸収が早いので、果物はとりすぎると太りやすくなる食品の代表だという。とくに咀嚼の必要のないジュース類は吸収が早いので要注意だ。

 

野菜ジュースの弊害は、最近私も気になっていたところ。とくに朝飲むことが多いので、これが体重コントロールに重大な影響を与えている可能性があるという指摘は深刻です。

 

糖質オフには意外な落とし穴が多い。例えば、和菓子は洋菓子よりも低脂肪だが、米粉や砂糖が多く使われているため、洋菓子よりも高糖質な場合が多い。また、ヘルシーなイメージの春雨は、イモや豆のデンプンから作られるため、うどんやそばよりも糖質含有量は多い。

私たちは、カロリーの知識はある程度あっても、糖質については意外に知らない。そのため、「糖質オフしているつもり」でも、実はできていないことが多いのだ。

 

要するに、ちゃんと「糖質」というものを把握・認識していないことから起きてしまう失敗にすぎないということなんですね。

 

さらに、糖質を制限していくのは身体のバランスを崩しやすいので、素人考えで実行するのはなかなか難しいとの指摘。結局痩せても筋肉を落とすだけで、リバウンドしやすい身体になってしまったりするそうです。これでは本末転倒。

 

 管理栄養士で料理研究家の牧野直子氏も、糖質の“ちょいオフ”をすすめる。「日本人はエネルギーの約6割を糖質からとっているので、主食を完全に抜くと栄養バランスが崩れてしまいます。ラーメン+チャーハンのような糖質の重ね食いをしている人は、かなりの見直しが必要ですが、糖質は適度にとり運動習慣を取り入れた方が減量には効果的です。最近では、糖質は『オフ』より『コンシャス』だといわれています。糖質についてよく知り、賢くとることをおすすめします」

 

私も糖質制限にチャレンジしたことがありますが、完全にお米を食べずに3度の食事を組み立てていくのはまず無理だとあきらめました。

夜はお米を食べない日を増やすなどしながら、筋トレを続けて、バランスをとりながら続けていると、BMI22の目標値に到達することができました。

 

いまではお米も(毎日ではありませんが)食べていますし、夜を除けばそれほど炭水化物に神経質にならなくても体重をキープできている状態です。

 

「具体的な糖質“ちょいオフ”食事術」については、また記事が出たら続報しましょう。

 

 

投稿者: tori_ichi