千年の食文化を創造してきた蒲鉾に未来はあるのか?

 

「「かまぼこ」を食べない若者が増加中……業界はどうする 」という記事。

 

15959363_b91b96510b_m photo by chotda

 

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復権へ:「かまぼこ」を食べない若者が増加中……業界はどうする (1/2) – Business Media 誠
「かまぼこ」を食べない若者が増加中……業界はどうする …

 

 

経済産業省の調査によると、家計に占めるかまぼこへの支出の割合はここ10年間で約10%低下。とくに20代以下の若年世代でかまぼこ離れが加速している。危機感を抱いた全国各地のかまぼこ会社などが工夫を重ねたかまぼこの発売や、新しい組み合わせに力を入れ始めている。

 

 

残念ながら、この記事からは「なぜ若者の蒲鉾離れが加速しているのか」という分析がなされていない。

確かに低価格でゴムのような食感の蒲鉾ばかりを食べさせられていたら、あえて食べなくてもいいかなと思ってしまうかもしれない。

 

魚のすり身の料理自体はほかにもあるのだから、蒲鉾の場合はもっと根本的な問題なのではないだろうか。

 

「かまぼこたいそう」でお茶を濁している場合ではないと思うのだが。

 

魚肉ソーセージが復権していることを考えれば、蒲鉾にも勝ち目がないわけではないような気もする。

 

そういえば四国名物でこんなものがあったのを思い出した。「削りかまぼこ」だ。

 

 

袋から出せばすぐに使える&食べられるというような形状の変化からでも、消費行動は変わっていくのではないかと思うのだが。

 

 

投稿者: tori_ichi