“フルーツは総合食”を実践する中野瑞樹さんの食生活はアンビリバボーだった

 

「THE BIG ISSUE」日本版242号の中野瑞樹さんへのインタビュー記事がおもしろかった。

 

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中野瑞樹さんとは……

 

スーパーフルーターという肩書きを持つ人物。なんだそりゃ?

 

国際Kiraful協会代表で、日本フルーツコンシェルジュ協会副理事長、日本フルーツアドバイザー協会専務理事でもある。

 

彼は、2009年9月28日から1700日以上、フルーツを中心に果物だけしか食べないという生活を実践しているというのだ。実に4年8ヶ月(取材時)。

 

肉も魚も、果物を除いた野菜も食べずに、水もお茶もいっさい飲んでいないというのだから驚きだ。

 

「“フルーツは総合食である”という仮説のもとで行なっている実験ですので、くれぐれもまねはしないでくださいね。とはいえ、厚生労働省も1日200グラムの果物を摂ることを推奨しているので、みなさんにはもっとフルーツを食べていただきたいです」

 

インタビュアーも「体調に異変はないのだろうか?」と心配している。

 

「血液検査でもまったく異常なし。血糖値上昇も見られません。医師にもみてもらうと、『(医学的に)ありえない!』と驚愕されましたが、異常がないことを認めてくださっています」

 

フルーツは太るという巷の噂も否定。カロリーは低く、果糖についても血糖値を上げにくい性質があることを指摘。

 

効果的なフルーツとの付き合い方について中野氏は「食後ではなく食事の10〜20分前に食べてください」とアドバイスしている。起きたらフルーツも推奨。

 

後半はフルーツ消費のアップによって環境保護が可能という持論を展開しているので割愛するが、確かにもっとフルーツを食生活に有効に取り入れる意識を高めてもいいかもしれない。

 

 

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投稿者: tori_ichi