蒲田|寿々喜<うなぎ>商店街の裏に潜む昭和な満腹感を味わえる店

 

31回目の結婚記念日のディナーに選んだのが、蒲田のうなぎ屋さん。

蒲焼きが高級品になってしまい、なにかきっかけがないと食べに行かれなくなってしまいましたねー。

ちょうどいいので、記念日に鰻をつまみながら熱燗をということで、前から目星を付けていた蒲田まで遠征。

蒲田って、京浜東北線の磯子と東京のちょうど中間あたりなんですよ。

だから、ちょっとしたお出かけ気分も味わえたりして。

 

平日の6時過ぎだからそんなに混んでないかなあと思ったら、運良く空いた席があったという感じの混み具合。人気店なんですねー。

さて、まずはビールで乾杯。

多くのうなぎ屋さんがそうであるように、酒類は瓶ビールと日本酒しかおかない傾向のようで、この寿々喜も同じでした。

肝焼きはすでに売り切れ。タレの焼き鳥と板わさで熱燗に切り替えます。

寿々喜の板わさは、焼きカマでタップリのわさび漬けと白髪ねぎが添えてあって、これもまたいいつまみです。

と、つまみや酒を運んでくれた片言の日本語を話すオネエサンが「そろそろウナギがなくなってしまうので、注文はどうしましょう?」と聞いてくるじゃないですか。

確かに、席はほぼ満席、後からどんどん入ってくるし、電話でテイクアウトの注文も入っている模様。リーズナブルで美味しいことがうかがえる一幕に納得しながら、鰻重を注文。

 

先にお香々と吸い物が到着。

 

ボクがたのんだのは赤重という、普通の鰻重よりウナギが多めのやつ。

 

こちら、値段表です。

タレはかなり甘めですが、これが鰻の脂と合って、うーん、好きなタイプの味です。麹町や麻布の味ではなく、千住の尾花を思い出しますねー。

 

食べ終わってお勘定を済ませて外へ出ると、まだ閉店時間前なのに「本日終了」の看板が。

よかったー、寄り道をほどほどにしておいて(笑)。

活気もあってざっかけなく、しかも好みの味のリーズナブルなうなぎ屋さんと出逢えて、いい記念日になりました。

うーん、おなかいっぱいだぁー。

 

寿々喜
03-3731-5239
東京都大田区西蒲田7-63-2
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13050406/

 

投稿者: tori_ichi