晩杯屋を後にして路地を抜け角を曲がると、そこはもう次の店。
さすがに西の聖地だ(笑)。
テレビで紹介されることも多い、大井町の立ち飲み店を象徴するともいえるお店。
こちらも開店直後だというのにほぼ満員。
常連さんが多いというのが伝わる空気感で、ちょっと遠慮気味に店内へ。
ウーロン割りと鶏刺し、メンチカツ。
店内はまさにお肉屋さんそのまま。
カウンターで注文した品を受け取ってテーブルのほうへ移動したのだけれど、おじさんが近寄ってきて竹串を渡してくれた。
常連さんが初顔だと見ていて、店のしきたりを教えてくれたのだろう。ありがたや。
鶏刺しは鶏肉屋の息子の私が太鼓判を押す美味しさ。
メンチも居酒屋のタイプではなく、肉屋の店先で売っている惣菜の優しい味がして、一線を画している。なるほど、人気があるはずだ。
ただ、再注文はまたカウンターまでいかなければならず、混んでいる店内ではけっこうめんどくさい。
なので、初回はこのあたりで手じまいすることにした。
ぜひ再訪したい。
大井町の常連さんは優しいし、いい街だなあ。