上野から京浜東北線に乗って品川を過ぎると、そこは大井町だった。
以前から、飲み屋が密集して昼から飲める立ち飲みの聖地、東の立石、西の大井町などとの評判を耳にしていたので訪れたいと思っていた街。
お彼岸だから、途中下車してもご先祖さんは許してくれるだろうと、足を踏み入れてみることにした。
ホームの北の端の改作を出てすぐのところに、めざす飲み屋密集地がある。
こりゃあ、迷いようがないな(笑)。
さすがに四時台では開いている店は少ないが、そんなことは調査済みさ。
まだ明るくたって、赤い灯火がちゃんと導いてくれるのさ。
酎ハイと、晩杯屋に来たらまずたのみたい煮込みの豆腐のみ。
大井町の晩杯屋は、以前は人気のあった餃子屋を居抜きで使っているようで、すでに年季が入っている。
レバカツもなかなか。
目の前で揚がるのをつまみに飲むというのも立ち飲みの醍醐味かな。
子持ちししゃもってのも目の前の業務用オーブンでちゃんと炙ってくれる。しかもコンビニのおつまみ売り場で売ってるのと変わりないような安さなのだ。
定員さんはちょっとぶっきらぼうなのは晩杯屋チェーンの伝統かな(笑)。でも、仕事はスピーディーだし、やっぱりいい店だなあ。