コンビニ総菜はB級グルメから健康志向のおかずへと変わっていきそうだ

 

「コンビニ総菜に「健康マーク」=手軽に栄養バランス食-厚労省」という記事。

 

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これも許認可の一貫だと思うのですが……

 

コンビニ自体が健康志向の商品ラインナップを充実させている流れから考えると、行政による一定の基準がほしいという業界側からの要望に答えたかたちなのでしょうか。

 

コンビニ総菜に「健康マーク」=手軽に栄養バランス食-厚労省 – 速報:@niftyニュース



 

 

「健康な食事」について議論していた厚生労働省の有識者検討会(座長・中村丁次神奈川県立保健福祉大学長)は6日、栄養摂取基準を満たしたコンビニの総菜などに表示できる認証マークを選定した。主食、主菜、副菜の3分野について異なる色で示し、3色をうまく組み合わせれば、手軽に栄養バランスのよい食事を取れるようになるという。
厚労省によると、主な対象はコンビニやスーパー、宅配サービスなどの調理済み食品。1食当たりの栄養摂取基準を初めて算定し、分野別にエネルギー量の上限や必要な栄養素を定めた。
例えば、主食なら300キロカロリー未満で、白米に玄米や麦を2割以上混ぜれば基準を満たす。
審査などはなく、基準を満たせば製造業者や販売店が自由に表示できる。厚労省は年内に具体的なガイドラインを策定し、来年4月の運用開始を目指す。

 

概要を見ると、特保などのような生活習慣病予防の指針に沿った基準になるようですね。要するに、健康になるよと言うのではなく、病気にならないように注意するための食事ですよ、というものでしょうか。

 

個人的にはカロリー表示などをもっと増やしてほしかったし、それが一目で分かるマークをつけるのは便利になるかなと思います。

 

審査がなく、カロリーを押さえるという名目の添加物が使われるようになるのは困ったものですが。

 

そのあたりは継続して自助努力しなければならないかもしれません。

投稿者: tori_ichi