腰越で春の訪れを知らせる生シラスを堪能してから鎌倉を飲んぶらり

 

横浜に引っ越して良かったのと思うことのひとつに鎌倉が近くなったということがあって、鎌倉と言っても鶴岡八幡宮に行きたいというわけでは当然なくって、鎌倉周辺のお店を訪ねやすくなったのが嬉しかったりするわけです。

腰越という漁港のあるところに釣り宿がやっている飯屋があって、そこでたまたま食べた生シラスがとても美味しかったので、それ以来、通い続けているのですが、シラス漁は禁漁期があるために一年中食べられるというわけではないのですね。

だいたい、春になるころから年末までが漁期なのですが、3月中旬ぐらいになると「今年も生シラスが食べられるかな」とそわそわしだしたりします。

水温の関係はもちろん、悪天候が続いたりすると漁に出られず、獲れたてしか供することのできない生シラスはメニューに載らなかったりするので、思い立っても食べられるかどうかは賭けみたいなもんです。

ちょうど週末にほかの用事がなくなったこともあって、腰越に向かってみることにしました。

 

根岸線で大船に出たあとは、湘南モノレールで湘南江の島駅までひとっ飛び(笑)。

 

湘南江の島駅はなにやら改装中で、バリアフリー&ショッピングモール的になるみたいです。それにしても、到着ホームが5階で、そこから降りてくると海、というシチュエーションがいいですよね〜。

 

海に向かって歩くとすぐ、江ノ電の江ノ島駅があります。懐かしい車体の電車が通ったのでパチリ。

 

15分ほど海沿いを歩くと、めざす釣り宿「池田丸」に到着。

週末ということで混むかもしれないと思って、少し早く来たのですが、11時半の開店時間を前にすでに何組ものお客さんが!

でも、無事に席を確保することができました。次の電車にしていたら、小一時間は待たなければならなかったかもしれません。。。

 

さて、なににしようかな、と。

刺身定食はお値打ちなので、1人前たのみましょう。

 

ほかに単品で注文。

ここは「生シラス定食もあるのですが、生シラスは単品でカミさんと銘々にたのむことにしているので、ほかにつまみになるものをたのむことにしているのです。

 

これが刺身定食の刺身。

タコが甘くて美味しかった〜。

 

お待ちかねの生シラス。

解禁してすぐの春の生シラスは脂ののりもほどほどで、苦味がフワッと前に出てくるので、春を感じさせてくれるんですよね。

 

単品のタチウオは塩焼きで。これがまた、絶品。

 

となれば、日本酒でしょ(笑)。

 

ヒメコダイの天ぷらもフワッと揚がっていて身が甘く、日本酒にピッタリです。

 

こちらが池田丸。

目の前が腰越漁港で、江ノ島のすぐ近くです。

 

戻りは江ノ電で。腰越駅から乗車。これは新型ですね。

 

鎌倉駅のひとつ手前、和田塚で降りて、鎌倉まで歩くのが好きです。

六地蔵を少し入ったところにパン屋さんを発見。

ここでパンを買ってみることにしました。

 

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それから御成通まで来て、ここにもパン屋さんがあったよね、と。

 

路地を入ったところのここでもパンを1つ。

 

 

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もう1件ぐらいでパンを見つくろって、帰りましょうかと思ったのですが、その前にちょっとコーヒーブレイクすることにしました。

 

御成通から利々庵へ向かう路地の手前で見つけたコーヒー豆のお店。

ここ、たしか前はシャツを売っていたお店ではなかったかな?

 

1階で注文して、狭くて急な階段を上がった2階にテーブルがありました。

 

ギャラリーのような感じになっています。

 

カミさんはカフェラテ。

 

ボクはエスプレッソ。

酸味もあってしっかりとした珈琲だったので、満足満足。

 

休んでいるあいだに、利々庵ではパンを買わなかったので、ほかのお店を探してみようという話になりました。

若宮大路を渡って、路地をぐるぐるとしていると……。

 

 

行き止まりの手前にパン屋さんを発見。

 

 

バインミーがあるというので、買うことにしました。

作り置きしないので、「ちょっとお待ちください」と言われて、しばし休憩。

 

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そして路地を戻ってから、その反対側にももう1軒のパン屋さん。

 

こちらでもゲットしました(笑)。

 

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鎌倉ではパン屋さんだけを巡るツアーもあると聞いていましたが、確かに路地をぐるぐると巡って「こんなところに!」という感じで自分の好みのパンを探し歩くのは、楽しそうです。

ちょっとだけ、そんな気分を味わうことができましたね。

 

さて、暗くならないうちに帰っても良かったのですが、なんだかパン屋巡りをして楽しくなってしまったので、3時から開いているはずの立ち飲み屋を訪ねてみることにしました。

 

若宮大路と小町通のあいだにある路地の角。

飲食店が集まった雑居ビルの2階にあります。

 

いいでしょ、この暖簾(笑)。

前に行ったことがある「ヒグラシ文庫」の並びです。

 

ゆず風味のウイスキーハイボールが名物。

確かにこれは病みつきになりますね。美味しい。

でも、1杯だけ。

また来ましょう。

 

ということで、おとなしく電車に乗って帰宅することにしました。

空は徐々に荒れ模様。

ずぶ濡れになる前に家でパンを肴に飲み直すことにしましたとさ。めでたしめでたし。

 

 

 

 

投稿者: tori_ichi